社会人対象の読書会の準備でググっていたら、たぶん2016年の同じコンペの受賞グループの報告と、参加したあるグループのHPを見つけた。おそらく二,三十年あとのVia dei Fori imperiali周辺の風景はこんなになるのだろうなと思うのだが、残念ながら私には見ることできない「明日」の遺跡風景なのである。
https://www.metalocus.es/en/news/three-winners-competition-dei-fori-imperiali
しかし、約100年前のこの付近の景観はこうだった。
あげく、1963年制作のイタリア・フランス合作映画「昨日・今日・明日」IERI, OGGI, DOMANI(ビットリオ・デ・シーカ監督:主演ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ)のように、イエッリとオッジの景観は以下のごとし。
こうして建設された諸皇帝広場通りをファシスト軍が国威発揚で堂々行進した。以下はいずれも1938年の写真。
このプロセスについての優れたブログをみつけた。今から7年前の投稿だが、学ぶべき事が多い。Jonathan Rome & Gretchen Van Horne「The Life and Death of Via dei Fori Imperiali: 1932-2015」(https://romeonrome.com/2015/02/the-life-and-death-of-via-dei-fori-imperiali-1932-2015/)。全文引用したいほどの内容だ。是非ご一読を。なお参考までに。最後あたりで登場するローマ市長イニャツィオ・ロベルト・マリーア・マリーノは、2013年から2015年10月30日までその職にあった。
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