なにやってるのだろう、いつまでやってるのだろう、という思いが、今回初めてのことだが、帰京の新幹線の中で頭をかすめた。
2,3か月に一度帰省するのは、実家の様子をみることと、駐車場横の花壇で雑草(というと、土佐の誰かさんに叱られそうだが)がやたら繁茂して長期の留守がバレバレになるので、草むしりするという重要任務があるからだ。その他についでに墓参りもしているが、それ以外これといった目的もない。
逆にいうと、新幹線代往復3万円強を投入して、実質草取りしに帰省している感じなのだが、いつも帰京する時に、電源は全部抜いてきたか(冷蔵庫だけは切れないのでブレーカーを落とすわけにはいかない)、戸締まりはちゃんとしたか、築40年なのでよもや漏電はしないだろうな、と、くよくよ気をもむのが常態なのだが、あっさり処分すれば気が楽になるよな、いつまでこんなことやっているのだろう、と今回初めて思ったのである。
母の死後4年経つ。祖父が建てた昭和6年以来92年存在した実家である(父が1985年に死んで旧宅は一度解体され、母の時代に現況となった)。三代目の自分の代では売却しないと思い定めてこれまでやってきていたのだが、当方76歳になったこともあり若干迷いが出てきているのかも。そう、こっちも先がないわけで。これも酷暑からくる夏バテのせいなのだろうか。
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