痘痕つながりで:スターリン

 今でもよく読まれている私の初期のブログに「漱石とあばた(痘痕)」(2020/8/15)がある。

 今回、偶然あのスターリンがご同様に5歳の時天然痘にかかりひどいあばただっただけでなく、なんと身長が163cmくらいしかなかったことを初めて知った。がっしりとした体躯とスッキリした顔面は作られたイメージだったのだ。「スターリンの顔は醜い痘痕顔であり、片手(左手)に麻痺がある風采のあがらない小男」だった。憲兵の報告書では彼は「あばた」があだ名だった。

左と真ん中は1911年の秘密警察のファイル;右は1932年のあばたが残る写真

https://jp.rbth.com/history/84737-stalin-byou

 身長に関しては以下参照(https://celeby-media.net/I0003525)。

 ところで、スターリンという名は実名ではなく「鋼鉄の人」といういわばペンネームで、「イオセブ・ベサリオニス・ゼ・ジュガシヴィリ」というグルジア(現在のジョージア)人だった。

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