パナソニック汐留美術館に行ってきた

 2024/4/6から6/9まで「エルマエ展」をやっているので、はじめて汐留駅に降り立った。全然土地勘のない場所で、我が家からは都営地下鉄大江戸線一本でいけることや、浜離宮が近くにあったのには不意を突かれ驚いたものだ。改札を出て地下通路でちょっと右往左往したが、地上に出てからはすぐに目的の建物にたどり着けた(出口5ないし6が便利)。

 そのビルは全体的に貸事務所方式を彷彿とさせる構造のようで、会場は4階だったが、そこでもちょうどなんだかパナソニックの企業訪問もやっている感じで、その奥が展示会場だった。最終日が迫っているので見学者が多いとかで入場整理がそれなりに行われていて、ショルダーバッグも無料ロッカーに預けるように勧められた。受付で65歳越えてますと言ったら、口頭申告だけで入場料1100円となる。

 この展覧会、山梨を皮切りに、大分・東京と続き、最後は神戸となっていて、さてどういう関係かと思っていたのだが、カタログみて得心した。信玄の隠し湯、別府温泉、秀吉の有馬温泉、そして最後にちょっと弱いが、江戸の公衆風呂といった共通項なのだろう。

 立派なパンフレットも用意されていて、これが2500円+αと結構な値段だったが、写真撮影可能が2ヶ所だけなので買うしかない。あとテルマエ・グッズとかもあったが(風呂桶のケロリンなんかは以前『テルマエ・ロマエ』段階で購入済み:今回販売なかったのは、チンチンブラ)、今回私はなぜかあった「みそラーメン」をひとつ購入したのは(包装が例のルキウスがずるずる食べている漫画というだけのことだが)、嫁さんが「ラーメン食べたい」と言っていたのを思い出したからだ。

 展示そのものは、いわゆる古代ローマの美術展示という感じでそう特記事項というか個性はなかったが、それに江戸の銭湯文化が併設されていて、湯屋の復元模型なんかあったので、そこは写真撮影可だったので、昔は蒸し風呂だったというあたりを撮影させて頂いた。

左隅の湯船あたりが蒸し風呂構造か(カタログだと蒸し風呂ではなく湯船と説明)。                                                                                                                                                                   右の洗い場との間には低い仕切り(石榴口)がある。

 

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