そこに狂言回しに、北アフリカ人で奴隷商人ないし剣闘士育成業者マクリヌス役でデンゼル・ワシントンが暗躍する(私は、同名皇帝を想起させるこの命名にはいささかひっかかってしまう:https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/112200634/?n_cid=nbpnng_mled_html&xadid=10005)。前作と同様一貫して不甲斐ない立ち回りを演じさせられているのが元老院議員たちで、またもや安直な反乱計画が露見して、ルキッラも逮捕される。それを救うのが剣闘士たちの反乱と、オスティアから駆けつけるローマ軍団だ。彼らの合い言葉は「力と名誉を」Power and Honor で、だがしかし彼らが目指すのは暴力的な軍事力を背景にした古き良き共和政の復活、なのである。
また別の、若干高度なウェブも見つけた。「DOMVS ROMANA:Blog de la domus y la vida familiar en la antigua Roma」(https://domus-romana.blogspot.com/)である。スペイン語なので機械翻訳に依存することになるが、それでさえ色々と学べそうなのでうれしい。2013年以降テーマ的に現在149が掲載されているらしい。ただし先端的とは思えないが。