2025年謹賀新年

明けましておめでとうございます。

旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。

 ところで、ローマカトリック教会では、今年は25年ごとの「聖年」(ラテン語:Jobeleus;英語:Holy Year, Jubilee Year)にあたります。教皇は今回のテーマを「希望」(ラテン語:spes)としました。この期間にローマの主要教会を巡礼すると、罪に付帯する罰が軽減される「免償」indulgentia(「贖宥」ともいい、いわゆる悪名高い「免罪符」)がいただけることになってます。私は2000年の「大聖年」にローマに行きましたが、それから四半世紀経過し、またまた数々の罪を背負っているはずですので、是非今回も巡礼しなくっちゃと思ってます (^^ゞ(誤解されないように書きますが、ローマだけでなく、各国内で身近な巡礼指定教会・聖堂も定められています:https://www.cbcj.catholic.jp/2024/12/17/31097/)。

 というわけで、すでにローマ市内ではそれ関連の落書きが出ているようで、年末に某神父からフェイスブックで添付写真が送られてきました。作者はひょっとしたら、イギリス人路上芸術家のバンクシーかもしれません。

 市内バスの停留所案内板をもじったもので、始発駅から終点までが書かれてます。バス待ちして腕時計を見ているのはミケランジェロ・デザインのヴァティカン・スイス衛兵。

 ちなみに、停留所名は以下のごとし(目の悪い私には読み取れなかったので、知人に解読してもらいました):Speranza(希望), Fraternita`(友愛), Empatia(共感), Rispetto(敬意), Eguaglianza(平等), Perdono(ゆるし),Tolleranza(寛容さ), Compassione(同情), Amore(愛), Misericordia(慈悲), Pace(平和)

 いずれも昨今の国際社会では死語になってしまった言葉ばかりですね。

 ともかく平和な一年でありますように、祈りたいものです。

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