◎現存する最古級のキリスト教書物 「クロスビー・スコイエン写本」が6億円超で落札:2024年06月29日
◎米メガチャーチの主任牧師が辞任、過去に10代少女に性的虐待 被害者が告発:2024年6月25日
◎性暴力を容認しない社会を 聖路加チャプレン2次加害訴訟、報告会に社会学者や牧師ら:2024年6月19日
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◎2024/6/20 :トルコの第15軍団駐留地Satala(現Sadak:ユーフラテス川の少し北にある山に囲まれた谷にあり、トラペズスからサモサタへの道がローマ帝国の境界を横切った場所)で2020年出土の、現存唯一のロリカ型鎧(5世紀)、復元される:http://www.thehistoryblog.com/archives/70495
このロリカ・スクアマタ Lorica squamataは、小さな金属製の鱗を針金で横一列につなぎ、革や布製のチュニックに縫い付けたもので、鎖帷子lorica hamataと重ねて製作されていた。個々の鱗が発見されることは珍しくないが、ほぼ完全なものが発見されたのはこれが初めてである。鎖帷子は製作コストが高く、修理には専門家が必要だった。この鎧に鎖帷子の要素があることから、将校のものであった可能性がある。
ところで、このLEGIO·XV·APOLLINARISは、紛争地に好んで派遣された勇猛軍団なので(ユダヤ戦争、ダキア戦争・・・)、機会があれば触れてみたいと思わせる歴戦軍団である。
◎2024/6/14:2019年に、南スペインのCarmona(セヴィリアの東近郊)の1世紀の霊廟から出土したガラス製骨壺内の赤っぽい液体が、化学分析により、2000年前の地元産白ワインであることを判明。液体のままで発見された希有な例。
その廟のロクルス8には、蓋つきの鉛のケースの中に、M字型の取っ手のついたガラスの骨壷が入っていた。骨壷の中には火葬された骨、双頭のヤヌスの像が彫られた金の指輪、火葬されたベッドの足と思われる4つの金属が収められており、1ガロン以上の赤っぽい液体でいっぱいになっていた。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2352409X24002645?via%3Dihub
2024/6/26:1935(昭和10)年に築かれた旧カトリック清水教会は、奇跡的に空襲を免れ、地元民に90年近く愛されてきた“木造の傑作”ともいえる建築だそうだが、当時、地元の船大工が見よう見まねで建てたゴッシック建築である。今回解体移築することになった。その困難な工事現場に入ってのドキュメンタリー番組。今だとNHK+でも見ることできる。
この移築・保存のため、 一般社団法人「カトリック清水教会聖堂を活かす会」が設立された。入会する正会員・準会員・賛助会員を募集しているほか、移築に賛同する個人や団体に寄付を呼びかけている。問い合わせは事務局(054・367・4774、有限会社松永和広設計事務所内)。
2024/6/23日曜日に「ヒューマンエイジ 人間の時代: 第4集 性の欲望」を見た。
AIがらみの話はともかくとして、知ってはいてもあれこれ驚かされたのだが、セルフ・プレジャーがらみでなんと百貨店なんかで女性専用のコーナーができているとか(2019年大阪 https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzowoman_259779/;2020年東京 https://www.womenshealthmag.com/jp/wellness/g33430013/wellness-femtech-20200728/)、既報(今年3月7日)のようにNHKが率先して広報しているその先進性には脱帽であるし、なな、なんと今回はイギリスのヴィンドランダ出土の古代ローマ時代のファルスまで登場して、あろうことか女性が使用していたという文字通りの「チン説」(木製で実物大であるというのが決め手!)がご披露されて、いやあ喜寿を迎えようという後期高齢者の私なんかタジタジの内容でありました。
ヴィンドランダのそれについてはいずれ情報をアップしようと思ってはいる。というか私の沽券にかけてやらねばと思っているのだが、ここではその実物写真をとりあえず掲載しておこう。
27(木)午前0時38分〜(水曜深夜)[総合]に再放送されるらしい。未見の方はぜひ視聴してほしい。先の人生ある人は録画したほうがいいかも。
といっても下から2番目の3000円ですが。さすがに100万あたってたら黙ってますが。
なんでも妻がおまけでもらった5枚のうちの一枚。宝くじがあるのを思いだして調べたらあたってた。同じおまけでこれまで一番下の300円にあたったことあったけど、取りに行かないで放っていたらどこかに行ってしまった。今回は行くでしょう、たぶん。でも練馬駅周辺にはみずほ銀行ないのでちょっと面倒くさい。あ、販売所でもOKか。
いいことありそうな、予感だけですが (^^)。
◎ Descubren una “fullonica” del siglo II d.C. frente al Mausoleo de Adriano en Roma:17 Jun, 2024
なんと、ローマのサンタンジェロ(ハドリアヌス霊廟)の西側のピア広場Piazza Piaで地下鉄工事をしていたら、後2世紀の大規模なfullonica(洗濯工房)が出土してしまい・・・、モザイク床や数々の工芸品がも出てきた。
だが,ローマ市最大のフロニカは、ティブルティーノ(第六)行政区quartiere Tiburtinoのカサル・ベルトーネ地区L’area di Casal Bertoneにある。この遺跡は、ローマ-ナポリ高速鉄道建設Ferrovia Roma-Napoli ad Alta Velocitàのため、2007年から2008年にかけてローマ考古学監督局によって予備調査が行われた。私はかつてこの遺跡を求めて歩いたことがあるが、それなりの地図もあったので相当うろうろしたあげく、なぜか見つけえなかったという苦い経験がある。どうせ線路がらみなので遠目でしか見れないだろうしと負け惜しみをつぶやきながら撤退したのだが、これもいまだ公開されていないそうで、さて生きているうちに見ることできますことやら。
◎ Celtic fertility figurine goes under the hammer:June 17, 2024
ハンマーとは、競売にかけるという意味。イギリスの金属探知士が、ケンブリッジシャーの耕されたばかりの畑で偶然2018年にみつけたケルトの豊穣の小像(高さ3.8センチ)を売りに出す。鑑定によるとこの小像は紀元1世紀のケルトの豊穣神。セリは6/20日に開催されるが、予想価格は、1000-1500ポンド(20万-30万円)。
◎ Votive altar dedicated to Basque deity found in medieval well
スペインのパンプローナを一望するArriaundi山頂の中世の修道院遺跡の発掘調査で、バスクの神ララヘLarraheへの奉納が刻まれたローマ時代の後1世紀末の奉納祭壇が、修道院内の井戸の中から発掘された。
修道士が生活用水を得る井戸に邪教の石碑を入れることなどありえないので、この修道院はもともとバスクの地元神の聖地を乗っ取って建てられたが、キリスト教によって一旦放棄され、その時石碑が投げ込まれたのだが、修道院が建てられたとき以前の記憶が失われて井戸も使用されていたのだろうか。
ところで、パンプローナは、サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼で、フランス側のサン・ジャン・ピエード・ポーからピレネー山脈の山越えで、初っぱなで一番の難所を越えたところにある町。私も降りの山道で足を巡礼初日なのに痛めつつ、麓の巡礼宿にようやくたどりついた。初日に比べ翌日からは楽な歩きだったのが印象的だった。
他を調べていて、存在を偶然知った。大昔、これを研究するのもいいかもと思っていた後2世紀前半の異端者シノペのマルキオンの基本文献の翻訳(抄訳らしい)がいつの間にか、出版されていたので(ドイツ語原本は大昔に購入済み)、ノスタルジアから購入してしまった。我が図書館に所蔵あるので、我が購入ルールからははずれるのだが、偶数月の15日過ぎなので、つい・・・。
アドルフ・フォン・ハルナック(津田謙治訳)『マルキオン:異邦の神の福音』教文館、2023/5/31、¥5060.
「辛坊治郎メールマガジン」第691号、6/14を読んだ:以下、有料なのでここではさわりのみ。https://mypage.mag2.com/ui/view/magazine/164349746?share=1
業界とお役所の癒着構造を学ぶことができた。最近のマスコミではAIによるフェイク情報蔓延を危惧してみせているようだが、それ以前に旧態依然たる問題がそこら中に転がっているなあ、と慨嘆するのみ。
【追伸】今日届いたここだと無料で読めるようだ:https://www.mag2.com/o/magmag_official_newsletter/2024/0620.html
今回は注目すべき記事が目白押しであった。個人的には、最初と最後がもっとも興味深い。機会があればいずれ詳しく触れたいと思っている。
私が今でも入会している数少ない学会に日本トイレ協会がある。その事務局から連絡があった。
第36回 有明水再生センターの見学会
今回はオンラインではなく、リアルの見学会です!
第35回の原田英典先生のお話しでもありましたが、日本の場合多くの人が、排泄をしたあとどのように処理されるか、便器からその先のことを考えたことがないと思います。
今回はオンラインを飛び出して、有明水再生センターで汚水処理の現場を見学します。
開催概要
●開催日時:2024年6月13日(木)14:00-16:00
※有明水再生センターに13:45集合
14時~15時 有明水再生センターの説明
15時~16時 見学
※見学は、約200段の階段の上り下りがあるので、動きやすい靴でご参加下さい。
●定員:29名 ※先着順となるため、申し込み後お断りのご連絡をさせて頂く
こともあります
●参加費:≪日本トイレ協会会員≫無料 ≪日本トイレ協会会員以外≫一般1千
円、一般学生500円
●参加申し込み方法:以下のURLのEventRegistからお申込みください
URL: https://eventregist.com/e/toiletseminar36
●申込締切:2024年6月10日(月)24:00
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私もそうだが、洋式水洗トイレになって、排泄物をしげしげながめることなく、すぐに流してしまうことが通例になっている気がする。そっから先がどうなっているのか、が今回の主目的となっている:このブログでかつてそれに触れた本を紹介した記憶がある(2021/2/28)。参加費からもわかるように、会員以外でも参加可能である。先着29名となっているので、希望者は急いだ方がいい。
ちなみに私は、別件あるので参加出来ない。